ぷっぷく工房

mugenとゲームとイラストをまったりと綴るブログです。

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つづら杯決勝戦~迷宮編その1~

こんにちは、管理人のつづらです。

ゾディアックにより明かされるアネル達の悲しい過去・・・。
いまだ先の見えない戦況で告げられた一言は、
新たなる希望を生み出すのか・・・?

いよいよ、もう一つのストーリーが動き出します。
真実の扉が今・・・開かれる!



???:・・・っ、ここは・・・どこだい?

暗闇の中、意識を取り戻すハガネ。
次第に闇に眼が慣れてくるにつれ、その場所が異様な空間で
ある事に気付く。

脈動する肉塊・・・。
天井といわず、壁といわず、全てが異様な肉塊に覆われていた。
まるで人体の中のように規則正しく鼓動を繰り返すその光景を
見ながら、ハガネは眉をひそめる。

ハガネ:・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
     ・・・あたしは、死んだのか? あんまり考えたくないけど、
     さながらここは地獄ってとこかな?

しばし、呆然とその異様な光景を見ていたハガネだったが、
ふとリアフィーユの事を思い出す。

ハガネ:!?

身体を動かそうとして、ハガネは初めて、自分の身体が肉塊で
拘束されている事に気付いた。

ハガネ:・・・これは?

???:・・・どうやら、気が付いたようだな。

ふと、つぶやく声が暗闇から聞こえた。
ハガネが目を凝らしてみると、向かいの壁に同じように捕らえられた
人影が見えた。

ハガネ:!? あんたは・・・、たしか飛竜子?

飛竜子:・・・覚えていてくれたとは光栄だな。 もっとも再会を喜ぶ
     ような状況でもないがな・・・。

ハガネ:一体ここは、どこなんだい・・・? あたし達は、どうなっち
     まったんだ?

飛竜子:・・・少なくとも天国ではない事は確かだ。 もっとも厄介な
     状況に変わりはないが。 我らはおそらく結界の中にいる。

ハガネ:これが結界だって? ・・・誰が作ったか知らないが、あんまり
     いい趣味じゃないね。

飛竜子:・・・同感だ。 見た目も最悪だが、なにより、この結界の
     厄介な点は、異物を吸収し、同化しようとする所にある。

ハガネ:なんだってっ・・・!? 悪趣味にもほどがあるよ・・・!

見ると、飛竜子の身体は半分以上、肉塊によって包み込まれていた。

ハガネ:は、はやく、ここから脱出しないと・・・!
     あんたも早く、どうにかしないと洒落にならないよ・・・!!

もがくハガネだったが、肉塊はびくともしない。

飛竜子:・・・無駄だ。 こいつにはどんな攻撃も効かない。
     かえって吸収を早めるだけだ・・・。

ハガネ:・・・そんな事言ったって、あんたはなんでそんなに冷静なんだ?

よく見ると、徐々に手足の肉塊の量が増えている。

ハガネ:うわっ、冗談じゃない! こんな同人誌みたいな展開は、
     願い下げだよ!! あんたも悟ったような目をするんじゃないよ!

慌てるハガネに対し、冷静に空間を見つめる飛竜子。

・・・と、不意に空間に光の筋が現れたかと思うと、それが五芒星を描き始める。

ハガネ:!?

飛竜子:・・・きたか。

五芒星は更なる輝きを増し、闇を光で包みこむ。
次の瞬間、そこには一人の女性が立っていた。

???:・・・まったく、あんな手がかりで私に結界を探らせるとは、
     無謀にもほどがありますよ、飛竜子。

ハガネ:あんたは・・・!?

そこに立っていたのは、ナコルルの旧友小夜だった。
小夜は静かにハガネに会釈をすると、再び飛竜子に話しかける。

小夜:時計の壊れた羊のぬいぐるみ・・・。 人身御供を表す結界を
    意味するとしても、もう少し分かりやすいものはなかったのですか?

飛竜子:・・・あいにく、時間が無かったのでな。 目についたぬいぐるみを
     使うしかなかったんだ。 でも、お前なら、ここまでたどり着けると、
     信じていたよ。

小夜:・・・まったく、あなたという人は。

小言を言いながらも、飛龍子に向かって印を結び、白い粉を振りかける小夜。

あれほど攻撃の効かなかった肉塊が、一気に四散する。

ハガネ:えっ・・・? そ、それは?

小夜:ふふっ・・・。 お清めの塩ですよ。 一時しのぎに過ぎませんが、
    邪悪なるものを退ける力があります。

そう言いつつ、ハガネにも清めの塩を振りかける小夜。

小夜:・・・あまり時間がありません。 はやく、他の方達も探しましょう。

ハガネ:ふぅ~、助かったよ、小夜! ・・・リアフィーユの事も心配だ。
     早く探しにいこう! ん?

飛竜子:・・・ちっ、追手か。

mugen00718.png

自由になったハガネ達の前に現れる異形の化け物。
殺気をまとい、立ちふさがるその化け物を前に、とっさに戦闘態勢を取る
ハガネと飛竜子。

ハガネ:こんな所で足止めを食う訳にはいかない、一気にいくよ、
     飛竜子!

飛竜子:・・・無論だ。

闇に二つの閃刃が煌めいた。

to be continued・・・
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