ぷっぷく工房

mugenとゲームとイラストをまったりと綴るブログです。

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つづら杯決勝戦~中編その1~

こんにちは、管理人のつづらです。

ついに、激戦を制し、つづら杯優勝を決めた飛影。
多くのハンデを背負いながらも、奮戦したその姿は、思い入れもあって、
何とも言えない感慨が心に浮かびます。

どのAIも想いを込めて作っていただけに、試合の優劣などは存在しませんが、
まずは、その勝利、心から祝福したいと思います♪

さて・・・、勝者は決定しましたが、ストーリーはあと少しだけ続きます。
予想特典当選者もその後で、発表したいと思いますので、あと少しだけ、
お付き合い下さい。><

ではでは、スタートです。


【大会会場】

ナコルル:優勝は忍者戦士・・・飛影さんです!!

ナコルルの声が会場に木霊する。
長きに渡る激戦を制したのは、他ならぬ、多くのハンデを背負った飛影だった。

大歓声に包まれる試合会場。
その戦いは多くのファンを魅了し、感動させるものだった。

アネル:・・・それでは、引き続き、表彰式をおこな・・・!
    っ・・・! な、なに!?

突然巻き起こる大爆発。
轟音と爆炎。
大歓声に満ちていた会場は、一気に静まり返った。

延々と立ち上る黒煙の中から姿を現したのは、オーガスト。
帽子を目深に被りつつ、不敵な笑みを浮かべ、アネルをじっと見つめる。

アネル:オーガスト・・・!

自然と握る拳に力が籠る。

オーガスト:あらあら・・・、せっかく表彰式に駆け付けてあげたのに、
       あまり、歓迎されていないみたいね。 ふふ、まあいいわ。
       とりあえず、私からのささやかなプレゼントよ・・・。

mugen00669.png

アネル:なに・・・?

指先をパチンと鳴らすオーガスト。
そこに現れたのは、ハガネとリアフィーユだった。

ナコルル:ハガネさん、リアフィーユさん!

ハガネ・リアフィーユ:・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

アネル:・・・っ! まて、ナコルル、様子がおかしい!

ナコルル:え・・・。

刹那、近寄ろうとしたナコルルに突き立てられるナイフ。
すんでの所で、アネルはナコルルを引き戻す。

アネル:くっ・・・!

ナコルル:アネルさん!!

腕ににじむ紅。
心配するナコルルをよそに、アネルはオーガストを睨みつける。

アネル:貴様・・・! 二人に何をした!!

オーガスト:・・・うふふ、別に~♪ ただ、私は、あの二人の本心を
       解き放っただけよ。 心の中のね。

アネル:な・・・に?

オーガスト:聞くがいいわ・・・、二人の心を。 あなたへの積りに積もった
       怨嗟の声をね!!

アネルへと飛びかかってくる二人。

アネル:くっ・・・! やめろ、やめるんだ、二人とも!!

次々と繰り出される攻撃。
アネルは必死に攻撃をすんでの所でかわす。

ハガネ:・・お前を・・・殺す!

ハガネのナイフがアネルの胴をかすめる。

リアフィーユ:・・・あはは、消えちゃえ! 消えちゃえ!!

リアフィーユの氷塊がアネルへと降り注ぐ。

次々と繰り出される攻撃と罵倒の数々に防戦一方のアネル。
助けに入ろうとするナコルルの前にオーガストが立ちはだかる。

オーガスト:・・・おっと、あなたはそこでおとなしく見ていなさい。
       あいつがズタボロになる様をね・・・♪

ナコルル:・・・あなたは、一体何がしたいのですか? 人を・・・、
      人を沢山傷付けて、心が痛まないのですか!!

オーガスト:・・・心が痛む? ふっ、私に心なんてないわ。
       人はしょせん、一人。 仲間なんて、片腹痛いわ。

ナコルル:あなたという人は・・・!

オーガスト:・・・ああ、そうそう、いい事教えてあげる。 あなたの大切な妹。
       あの子はね。

ナコルル:リムルル? リムルルはどうなったのですか!?

オーガスト:死んだわ。

ナコルル:!?

オーガスト:・・・かわいそうに、あなたへの恨みつらみを最後まで言い続けて、
       消えていった。

ナコルル:そ、そんな・・・。

ガクリと崩れ落ちるナコルル。
その目からは大粒の涙が零れ落ちた。

アネル:ナコルル! ・・・くっ、どいてくれ、二人とも!!

執拗に繰り出される攻撃にアネルは防戦一方だった。

オーガスト:あはは、防戦一方じゃない。 情けないわね~。
       少しは反撃でもしたらどうなの? そのままだと、あなた、殺されるわよ♪

アネルを挑発するオーガスト。
だが、それでもアネルは、反撃をしなかった。

アネル:私は・・・。

オーガスト:?

アネル:私は、仲間に手を出さない・・・。

オーガスト:は? 仲間? ・・・ばっかじゃないの?
       現に今、殺されかけてるっていうのに?
       聞いたでしょ、二人の言葉。 あなたは誰にも必要とされてないのよ?

アネル:・・・それでも。

オーガスト:?

アネル:それでも、私は・・・。 一度背中を預けた仲間に、手は絶対に出さない!!

ナコルル:アネルさん・・・。

アネルの言葉に、オーガストは体を震わせる。

オーガスト:・・・かつく。 む・・・つく。 むかつく、むかつく、むかつく、むかつく、むかつく、
       むかつく、むかつく、むかつく、むかつく、むかつく、むかつくぅぅぅぅぅぅ~!!!!

アネル・ナコルル:!?

オーガスト:手前は、馬鹿か・・・!! 現に目の前で手の平返されてんじゃねえかよ!!!
       所詮、この世は一人! 信じられる奴なんかいねえんだよ!!
       手前の全てが、むかつく!! 顔も、体も、存在自体がよぉぉぉ!!!

激高し、怒り狂うオーガスト。
・・・が、急に落ち着きを取り戻し、不敵な笑みを浮かべる。

オーガスト:・・・いいわ、なら、あなたが戦わざるを得ない状況にしてあげる。
       自分の選んだ選択肢に後悔しながら、朽ち果てるといいわ!
       ・・・あなたの出番よ、ゾディアック!!

アネル:な、なんだ・・・と!?

オーガストの掛け声と共に、時空の歪より現れるフードの男。
周囲を圧倒するその覇気は、間違いなくゾディアック、その男のものであった。

アネル:くっ・・・! まさか・・・お前が・・・!?

オーガスト:あはははは! どう、驚いた? そう、私に協力していたのは、
       他ならぬ、あなたの仲間ゾディアック。 出場選手の消失も、襲撃も
       あなたが仲間だと言っていた奴の手によって進められていたのよ。
       あはは、どう今の気分は? 結局、あなたは一人なのよ!

アネルの全身に力が入る。
脳裏に蘇る今までの記憶。
研究所・・・使命・・・暴走・・・仲間。

様々なものが駆け巡った。
あれ以来、一度たりとも暴走した事がないゾディアックだったが、それでも今、
目の前に立つゾディアックは、殺意に満ちた覇気をまとい、アネルをじっと
見つめていた。

オーガスト:(あと少しね・・・。)
       うふふ、ゾディアック。 好きなだけ暴れていいわよ・・・。 会場も、
       人も、なにもかも壊しちゃいなさい。 本能の赴くままにね・・・。

アネル:な・・・、なにを言っているんだお前は!

オーガスト:あはは、ほら、早く二人を倒さないと、ゾディアックが全てを破壊
       しつくすわよ? 選びなさい、命を!

アネル:くっ、貴様・・・!

あざ笑うオーガスト。
アネルは、二人の攻撃を必死に防ぎつつ、冷たい笑みを浮かべるオーガストを
睨み返すのだった・・・。
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| mugen(大会・etc) | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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