ぷっぷく工房

mugenとゲームとイラストをまったりと綴るブログです。

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つづら杯決勝戦~前夜1~

こんにちは、管理人のつづらです。

前回の3位決定戦が予想外の熱戦となり、各キャラ1勝1敗の
三つ巴戦へと発展しました。

リアフィーユの時もそうでしたが、ここぞという時に、想いに
応えてくれるような結果を残してくれるのが、AI製作者としても
嬉しい所です♪

・・・残念ながら、話の展開上、すぐに復活して3位決定戦というのも、
少し無理があったので、一旦小休止を入れて、これまでの話を
少しまとめておきたいと思います。

少なからず、今回のお話の全容をつかむ手助けになるのではと
思います・・・。
ではでは。



【メディカルセンター】

ナコルル:小夜・・・さん?

現れたのは、ナコルルの旧友小夜であった。
ナコルルの無事な姿に、安堵の表情を浮かべるも、すぐにいつもの
冷静な表情に戻る。

アネル:そうか・・・、二人は旧知の仲だったな。
     ・・・じつは、今回の件で、少しでも腕の立つ者に協力を
     要請していたんだ。

ナコルル:そうだったのですか・・・。

アネル:・・・それで、どうしたんだ? もしや、なにか動きが・・・。

小夜:はい・・・。

小夜はちらりとナコルルを見てから、静かに話し始めた。

小夜:・・・残念なお知らせがいくつかあります。
    3位決定戦参加予定だった孫策・星彩の両名が、オーガストの
    襲撃により、大怪我を負いました。

アネル達全員に衝撃が走る。
それはまさに、オーガストからの宣戦布告ともいえる情報だった。

アネル:・・・くっ! 奴め、ついに動き出したのか・・・。

リアフィーユ:そ、そんな・・・、オーガストさんが!?

ハガネ:・・・・・・・・・・・・・・・。

小夜:さらに・・・、現在、リムルルさんの所在が不明となっています。
    サバイバルマッチ終了後より、その姿を見た者がおりません・・・。

ナコルル:!? そ、そんな・・・! リムルル・・・。

急に立ち上がろうとするナコルルをアネルが制止する。

小夜:現状では、オーガストの関与を特定する事は出来ませんが、
    今までの状況を考えるとおそらくは…。

ナコルル:・・・リムルル。

胸を痛めるナコルル。
もうすでに、ほとんどの時間が無くなっているだろう妹の事を考えると、
胸が苦しかった。

アネル:・・・孫策・星彩の二人は?

小夜:・・・現在、医療チームが集中して手当てを行っています。

アネル:そうか・・・。 それにしても、なぜあいつは急にこんな動きを?

ハガネ:・・・? なにか気になる所でもあるのかい、アネル。

口に手を当て、思案するアネルにハガネが質問する。

アネル:ん、あ、ああ。 ・・・今まで奴は、こんなにはっきりと自分の
     手口をさらけ出すような真似はしなかったんだ。 
     少なくとも、これまでの事件では、表だって行動するような
     迂闊な真似はしなかった・・・。

ハガネ:ただ単に、方針を変えたとかじゃないのかい?

アネル:・・・・・・・・・・・・・・・。

リアフィーユ:ちょ、ちょっと待って!
        ふ、二人ともな、なにを言っているの!
        な、なんで、オーガストさんがこんな事を?
        分からない、分からないよ!

一人困惑するリアフィーユ。

アネル:リア・・・。 お前には今まで話せなかったが、奴はこの大会の
     裏で様々な事を画策していたんだ。 最近、この大会参加者が、
     次々と行方不明になっている話はお前も知っているな?

リアフィーユ:う、うん・・・。

アネル:その首謀者と思われるのが、あのオーガストなんだ。

リアフィーユ:そ、そんな、な、なんで? なんで、そんなこと言うの!?

アネル:リアフィーユ・・・。

リアフィーユ:だ、だって、オーガストさんは、私を、私たちを助けて
        くれたんだよ! ハ、ハガネだって、知ってるでしょ!

ハガネ:・・・・・・・・・・・・・・・。

リアフィーユ:ナコルルさんも、何とか言って・・・。 オーガストさんは
        悪い人なんかじゃないって・・・!

ナコルル:リアフィーユさん・・・。

アネル:・・・どうした、リアフィーユ。 今日のお前はおかしいぞ・・・。

リアフィーユ:お、おかしくなんてないよ! もういい。
        私・・・、オーガストさんに直接聞いてくる!

部屋を飛び出すリアフィーユ。

アネル:ま、まて! リアフィーユ!!

ナコルル:リアフィーユさん!!

アネル:くっ・・・! 馬鹿者め。 自ら、会いに行ってしまうとは・・・!
     ともかく、まずい・・・、リアフィーユも【条件】がそろっている・・・!

ナコルル:!? 条・・・件?

アネル:・・・ああ、今までの行方不明者に共通する【条件】だ。
     現在、行方不明になっている者は全て、今回の大会で
     【敗退】したものなんだ。 首謀者が奴であろうがなかろうが、
     今、一人で行動するのはまずい!

ナコルル:アネルさん、私も探しに行きます!

アネル:・・・無理をするな、ナコルル。 病み上がりでは、かえって
     足手まといだ。 ここは私たちに任せて、お前は・・・。
     ん・・・、なんだハガネ?

アネルの前にハガネが立ちはだかる。

ハガネ:・・・あたしが行くよ。 アネル、あんたも休んでな。

アネル:な、なにを言ってるんだ!? 私が行かなくてどうする?
     あいつは思いつめると、結構な無茶をする奴だぞ・・・。
     だから、私達が止めないと・・・!

ハガネ:それは、あんたも同じだよ・・・。 アネル、あんた、ここ数日、
     まったく休息を取ってないだろう・・・。

アネル:・・・私を舐めるな、休息などなくとも私は・・・!

ドスッ!

鈍い音が部屋に響く。

アネル:ハガ・・・ネ。 うっ・・・。

静かに倒れるアネル。

ナコルル:ハガネさん・・・。

ハガネ:・・・すまないね、ナコルル。 この馬鹿の面倒、見ておいて
     おくれよ。 このままだと、本当に一晩中探しかねないからね。

ナコルル:ハガネさんは・・・?

ハガネ:ああ、私は大丈夫。 リアフィーユは必ず、連れ戻してくるよ。
     だから、あんた達は、必ずこの大会をやり遂げな・・・。

ナコルル:ハガネさん・・・。

ハガネ:はは、なに辛気臭い顔してんのさ。 別に、死ぬつもりなんて
     ないよ。 あいつを連れ戻して、ここに戻ってくるだけの簡単な
     話さ。 ヤバい事に首を突っ込むつもりもないよ。

ナコルル:・・・分かりました。 必ず、必ずご無事のご帰還を。

ハガネの想いを感じ、ナコルルは静かに言葉を送る。

後ろ手で合図を送ると、ハガネはまるで散歩にでも出かけるかのように、
外へと出て行くのだった。
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| mugen(大会・etc) | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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