ぷっぷく工房

mugenとゲームとイラストをまったりと綴るブログです。

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つづら杯本戦トーナメント~序章~

こんにちは、管理人のつづらです。

よもや、身内が風邪で全員ダウンするとは・・・。><;
なんとか私は引かずに済みましたが、皆さんも十分お気を付け下さい。

おかげさまで、大会参加賞もほとんどの方に配布する事が出来ました♪
久々にお話しする事が出来た方もいたりして、個人的にも嬉しい限りでした。^^

・・・残念ながら、一部の参加者の方とはご連絡が取れなかったり、
ブログにコメントしても気付いて頂けなかったりして、お渡しする事が
叶いませんでしたが、また別の機会にでもお話ししてみるつもりです。(汗)

さて、いよいよ本戦開始となりますが、まずは第二部導入から・・・。

各自が優勝を目指し準備を始める中、ついにオーガストが動き始めます。
その目的とは一体何なのか・・・?
怒涛の急展開、お楽しみに・・・。

本来ならOP動画でも作りたい所ですが、そこは脳内保管でお願いします。(笑)



【本戦前夜1】

開会セレモニーが終了した後、ナコルルは一人、誰もいなくなった会場へと
足を運んだ・・・。

昼間の喧騒が嘘のように静まり返る会場は、まるで夢見るものを包み込む
巨大なゆりかごの様にも見えた。

ナコルル:・・・・・・・・・・・・・・・。

一人、巨大スクリーンにぼんやりと映し出される組み合わせを見つめるナコルル。

本戦トーナメント表1

対になったそれぞれの選手が、そこには映し出されていた。

アネル:・・・なんだ、まだ帰らなかったのか?

ナコルル:アネルさん・・・。

振り向くと、そこにはアネルが立っていた。

アネル:いよいよ、明日だな・・・。

ナコルル:はい・・・。

モニターをゆっくりと見渡すアネル。

アネル:・・・それにしても、よくここまでまとまったものだな。
     色々あったが、こうして組み合わせを見ていると、何とも言えない
     気持ちになるな。

ナコルル:・・・・・・・・・・・・・・・。

じっとモニターを見つめるナコルルに一瞬目をやると、アネルは再びモニターに
視線を戻す。

ナコルル:・・・不思議なものですね。
      住む世界も、考え方も違う人達が、こうして一つの場所に集まり、
      そして、一つの目標に向かって競い合うなんて・・・。

アネル:・・・そうだな。 けっして交わる事のない者同士が大会というものを
     介して、一つの場所に集う。 偶然という言葉では片づけられない、
     不思議な縁(えにし)を感じるな・・・。

ナコルル:・・・・・・・・・・・・・・・。

アネル:・・・やはり、気になるか。

ナコルルの気持ちを察したかの様に、アネルが呟く。

ナコルル:・・・・・・・・・っ・・・!?

アネル:リムルルの相手は、オーガストだったな・・・。
     これまでの事を考えると、何か仕掛けてくる事も十分に考えられる。
     相手が相手だけに心配だろうな・・・。

ナコルル:・・・・・・・・・・・・・・・。

ナコルルの脳裏に、リムルルの冷たい眼差しとオーガストの殺気が蘇る。
不安が拭い去れないナコルルにとって、この組み合わせは悪夢としか
言いようがなかった・・・。

ナコルル:・・・それでも、私は、私は・・・リムルルの光を信じます!

自分に言い聞かせるかのように呟くナコルル。

アネル:そうか・・・。 ならば、私は全力を持ってそれをサポートしよう。
     大会を妨害する如何なる存在も私がこの手で討ち払ってみせよう・・・!
     
嘯きながら、仰々しくポーズを決めるアネル。

ナコルル:くすっ・・・。

アネル:・・・どうした、ナコルル?

急に微笑んだナコルルをアネルは怪訝な表情で見る。

ナコルル:あ、ごめんなさい・・・。 アネルさんって、意外と黒龍波な人なんですね。

アネル:ば、馬鹿な事をいうな・・・! 私はただ・・・。

からかわれて憤慨するアネルにナコルルは軽くお辞儀をする。

アネル:・・・!?

ナコルル:・・・ありがとう、アネルさん。 私を元気付けてくれて・・・。
      思えばずっと、支えられてばっかりでしたね・・・。

アネル:・・・・・・・・・・・・・・・。

ナコルル:私って、不器用だから・・・。 司会を任された時も本当はすごく
      場違いな感じがしたんです・・・。 こんな場所に私はいるべきでは
      無いんじゃないかって・・・。

アネル:・・・・・・・・・・・・・・・。

ナコルル:華やかに競い合う選手の皆さんを見ながら、しどろもどろな進行しか
      出来ない自分が恥ずかしかった・・・。 司会をしながらも、何か冷めた
      ような、一歩引いたような自分がいたんです・・・。 あは・・・、ダメですね、
      私ったら・・・。

罰が悪そうな顔で自嘲するナコルル。

アネル:・・・お前は十分よくやっているよ。 リムルルを見ていれば分かる・・・。
     お前達がどんな過酷な運命を背負って生きてきたか・・・。

ナコルル:アネルさん・・・。

言いかけて、急に顔を曇らせるナコルル。

アネル:・・・お前はお前のままでいい。 出来る事を出来るようにやればいい。
     人前で話すのが苦手な私が言うのも変だがな・・・。(失笑)

ナコルル:・・・ありがとうアネルさん。

もう一度、礼を言いつつ、ナコルルは再びモニターに目を移す。

ナコルル:・・・私、この大会が終わったら、リムルルと一度ゆっくり話してみようと
      思います。

アネル:そうか・・・。

呟くナコルルに迷いの色はもう無かった・・・。

大会は、明日始まる・・・!


【大会前夜2】

暗闇の中、一人空間に映し出されるパネルを見るオーガスト。
周囲には複雑な魔法紋様が浮かび上がっている。

オーガスト:あらためて見ると、笑っちゃうくらいの組み合わせよね・・・。
       干渉してやろうかとも思ったけど、その必要もなかったようね・・・。

一人、自傷するかのようにほくそ笑む。

その背後より、現れる一つの影。

オーガスト:あら、戻ってきたのね・・・。 で、どうなの首尾の方は・・・?

無言で赤いマフラーをかざす影。

オーガスト:首尾は上々・・・という訳ね。 分かったわ・・・、下がっていいわよ。
       あ、そうそう・・・。

下がろうとする影に声をかけるオーガスト。

影:・・・・・・・・・?

オーガスト:こそこそ何かやっているようだけど・・・、あまりお痛が過ぎると
       【ケスワヨ・・・!】

オーガストの眼に怪しい光が満ちる。

影:・・・・・・・・・・・・・・・。

無言で消え去る影。

オーガスト:ちっ・・・。 喰えない奴。
       とにかく今は・・・。 うっ・・・!!

急に咳き込むオーガスト。
その手は朱に染まっていた。

オーガスト:くそ・・・! ・・・時間が無い。
       今は一刻も早く・・・っ!

苦々しく呟くとオーガストは新たなる魔方陣を空に描き出した。
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| mugen(大会・etc) | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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