ぷっぷく工房

mugenとゲームとイラストをまったりと綴るブログです。

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本戦エントリー選手紹介6

こんにちは、管理人のつづらです。

今日は、第6回目の本戦エントリー選手紹介を行います。
紹介も中盤を過ぎ、そろそろ本戦の準備も整い始めてきました。
開始から、大分時間は経ってしまいましたが、無理せず、
着実に準備しつつ、始めたいと思いますのでよろしくお願いします。

…本戦開始と同時に、勝利予想キャンペーンの参加賞も
お配りしようかと思いますので、楽しみにしていて下さいね♪

それでは、始まり始まり~。



【二日前・大会本部某所・深夜】

…話は、少し前に戻る。

あの日、ナコルルの前に現れたのは、飛龍子だった。

大会予選で、惜しくも敗れた飛龍子は、その腕を見込まれ、
ひっそりと、大会護衛の任務に就いていたのだった…。

ナコルル:飛龍…子さん!?

飛龍子:………………。

アネル:…すでに、彼女の事は知っているな。
     今回の件もあり、秘密裏に護衛に就いてもらった。

ナコルル:そうだったのですか。

突然の来訪者に少し驚くも、飛龍子の次の言葉を待つナコルル。

飛龍子:…長話は苦手ゆえ、手短に話す。
     要請により、俺は大会周辺の護衛と調査に当たっていた。
     Eクラスの簡単な任務だと思っていたが、調査を続ける内に
     会場周辺で奇妙な事件が立て続けに起こっている事が
     分かった…。

ナコルル:奇妙な事件…?

飛龍子:…予選出場者の失踪だ。

ナコルル:…えっ!?

衝撃の事態に驚きを隠せないナコルル。

飛龍子:…被害にあっているのは、いずれも予選で敗退した選手。
     大会後に所在が分からなくなる事は、よくある事とはいえ、
     気になるのは、ついさっきまで目の前にいた選手が次の
     瞬間、煙のように消えてしまっている事だ。

ナコルル:……!

飛龍子:…しかも、誰もその事に気付かない。 誰か目撃者がいても
     いいはずなのに、それすらもない。 まるで、神隠しにでも
     あったような不思議な現象だ。

ナコルル:…………………。

アネル:…まだ、今回の件とこの事件が繋がっているかは分からない。
     だが、何かが起きている事は事実だ。 彼女には引き続き、
     この事件の調査を依頼してある。

そこまで聞いて、ハッとするナコルル。

ナコルル:リムルル!? リムルルは無事なのですか!?

アネル:ああ、幸いリムルルは無事だ…。 今回の件もあるので、
     油断は出来ないが、引き続き奴の動向には注意を払って
     おこうと思う。

ナコルル:…リムルル。

ギュッと胸に手を当てるナコルル。
あの時、一瞬だけ開いた扉の奥で見たリムルルの表情が忘れられない。

ハガネ:…心配いらないよ。 あの子だってそんなに弱くない。
     妙な動きがあったら、すぐにあたし達が連絡するさ。

ナコルル:ハガネさん…。
    
アネル:…少々、色々な事を一遍に話し過ぎたな。
     ショックも大きいだろうが、巻き込まれた以上、お前にも
     今起こっている事を知っておいて欲しかったんだ。

ナコルル:そうですか…。 あの…、この事はリアフィーユさんには?

アネル:……………。 あいつには、余計な事を考えずに、
     大会に臨んで欲しい。 だから、この事は話していない。
     時間を費やしたな。 …まずはゆっくり休んでくれ。

ナコルル:はい…。

一抹の不安を残しながらも、すでに深夜を過ぎている事もあり、
一同は解散するのだった。



【本戦エントリー選手紹介6】

選手紹介15

ナコルル:こんにちは、司会のナコルルです。

アネル:解説のアネルだ。

ナコルル:今日は、第6回目の本戦出場選手紹介です。
      本日、ご紹介するのは、Fブロックを見事制した星彩さん、
      そして、リムルル…のお二人です。

アネル:ピーキーな性能の選手が目立ったFブロックだったが、そんな中、
     機動力に長けたこの二人が勝ち残った。 特に、攻守一体の
     バランスのとれた力を持つ星彩は、本戦でも十分に活躍をして
     くれるだろう。 対して、技と技の間に隙が生じやすいリムルル
     だが、かみ合った時の爆発力は相当なものだ。 どこまで、その
     力が通じるか、見ものだな。 善戦を期待する。

ナコルル:それでは、まずは一人目の予選通過者、星彩さんにインタビュー
      してみたいと思います。 星彩さん、よろしくお願いします。

星彩:…よろしく。

静かに、凛として会場に立つ星彩。
途端に巻き起こる大歓声と銅鑼の音。
会場の至る所で、『蜀』と書かれた大きな緑の軍旗が波打っていた。

ナコルル:…す、すごい歓声ですね。 さすがは、蜀の姫武将さんです!

星彩:…ありがとう。(…父上め、余計な事を!)

ナコルル:星彩さんは、趙雲さんに師事し、武の鍛錬を積まれたそうですが、
      予選を戦ってみて、どのような感想を持たれたでしょうか?

星彩:そうね。 この武闘会も、師の勧めで参加してみたのだけれど、
    様々な異国の武人と剣を交える事が出来て、正直、凄く勉強に
    なったわ…。 中でも、異国の絡繰と戦えた事は大きな収穫ね。
    あの技術を応用すれば、きっと我が国に大きな利益をもたらすで
    しょうね。 ぜひ、月英様に見せてあげたいものだわ。

ナコルル:いかなる事も国、そして、身となるという事ですね。 その姿勢、
      さすがです! 鍛錬を怠らぬ、その武力で見事予選を全勝で
      通過された星彩さんですが、そんな中でも、あの乱舞の威力は
      目を見張るものがありました。

星彩:無双乱舞…の事ね。 あの技はゲージさえあれば、攻撃を受けている
    状態でも発動が可能なの。 全身無敵状態になるから、切り替えしにも
    重宝しているわ。 まさに、攻守の要ね。 さらに、瀕死状態になれば
    技の威力が跳ね上がるようになっていて、一発逆転も可能よ。 

ナコルル:なるほど、あの技を含めた攻守のバランスの良さが、星彩さんの
      強さの秘訣なのですね。 ありがとうございました。 では最後に
      本戦への意気込み等ありましたら、お願いします。

星彩:…まずは、このような機会を与えて下さった師と主催者へ、感謝の
    意を伝えたい。 そして、この戦いが、我が国の更なる発展へと
    繋がらん事を切に願うわ。 …正直、国の名を背負って戦うのは
    重いけど、私も蜀の武将として、恥じぬ戦いを本戦でも披露する
    事を父と母の名において誓うわ! 

星彩の宣誓に、会場の歓声は龍の如く、うねりを上げる。
その傍らで号泣する髭もじゃの大男。

ナコルル:あ、ありがとうございました。 本戦でのご活躍、応援しています。
      続いて…。

未だうねりを上げる会場に静かに入場するリムルル。
まるで、葬列へと赴くような静かな入場に歓声は次第に音を消す。

リムルル:…………………。

静かに、会場中央にたたずむリムルル。
その姿はどこか神秘的で、触れれば消えて無くなりそうな
危うい気配がそこにはあった。

ナコルル:(リムルル…?)

リムルルの無事な姿を見て安堵するも、いつもと違う雰囲気に
違和感を感じるナコルル。

ナコルル:あ…。

リムルル:…………………。

ナコルルの声を遮るかのように、冷たい沈黙が続く。
戸惑うナコルルをしばらく見守っていたアネルだったが、静かにマイクを持つ。

アネル:…故あって、彼女は話す事が出来ない。 彼女の負担を減らす為、
     あらかじめ、質問に対する答えを1文字で表現してもらった。
     会場の皆には申し訳ないが、どうか理解して欲しい。

ナコルル:アネルさん?

うなずくアネル。

ナコルル:で、では、一つ目の質問です…。 予選を勝ち抜くのは本当に
      大変だったと思いますが、戦ってみて、どんな感想を持ちましたか?

リムルル:……………………。

会場に設置された大スクリーンに映し出される文字。
そこには、『厭』の文字が書かれていた…。

ナコルル:あ…! ………………。
      そ…、そうですか、い、嫌になるほど、大変だったのですね。
      どの選手も一生懸命戦っていたので、その気持ちも分かります。
      厳しい戦い、よく戦い抜きました。 そ、そういえば、私の知る
      シカンナカムイ流刀舞術とは異なる技を使用しているようですが、
      あれは…?

リムルル:……………………。

再び、会場に映し出される文字。
そこには、『絶』の文字が…。

ナコルル:………………。
      そうですか…。 気配を絶つ…。 そんな過酷な修行の末、
      身に付けたものなのですね。 …独りで、ここまで。

次の言葉が出てこない。

アネル:…最後の質問だ。 本戦へ向け、何かあれば聞かせて欲しい。

リムルル:……………………。

『滅』

ナコルル:!?

アネル:……………………。

ここにきて、徐々に会場にざわめきが起こり始めた。
その様子に、静かに踵を返すリムルル。

ナコルル:リムルル…! あのね…!

刹那、ナコルルに向けられる顔。

ナコルル:……!

暗く冷たい、憎悪に満ちた目がそこにはあった…。
言葉を失うナコルル。

アネル:…心頭滅却して頑張るという意味だろう。 これで、今日の紹介は
     終わりだ。 観客の皆には、混乱させてしまったようだが、今後の
     活躍も応援してほしい。

アネルの声を遠くに聞きながら、ナコルルはリムルルの去った方向を
ずっと見つめるのだった…。
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| mugen(大会・etc) | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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