ぷっぷく工房

mugenとゲームとイラストをまったりと綴るブログです。

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つづら杯決勝戦~迷宮編その5~

こんにちは、管理人のつづらです。

迷宮編もいよいよ後半に突入、残された謎が少しずつ
明らかになっていきます。

大会出場者が捕らわれた理由。
いまだ行方知れずのリアフィーユ。
結界を張った黒幕・・・。

分かたれた道の先に待つものとは・・・?

全ての謎が明らかになった時、君が目にするものとは・・・。
ではでは、スタートです!



【結界内部・大空洞】

グゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!

飛竜子達が、4人を救出すると同時に、結界内が激しい振動を起こし、
二つの巨大な穴が出現した。

空間にいきなり出現したそれは、ゆっくりと渦のように回転し、
見ていると、吸い込まれそうな感覚に陥った。

・・・ここは、結界内の大空洞。

戦闘終了後、4人を介抱した後で、出現した2つの巨大な穴を見上げつつ、
一同は、その中央付近に集まっていた。

ハガネ:・・・な、なんなんだい、この穴は?

堪り兼ねたハガネが、口を開く。

飛竜子:・・・俺にも分からぬ。 だが、他に進む道がない以上、
     このどちらかに入らねばならぬだろうな。

小夜:・・・これはどうやら、異空間へと通ずる歪のようです。
    おそらくですが、侵入した瞬間、別の場所へと転移する
    はずです。

ハガネ:・・・行き先が分からない以上、こんな怪しい穴には
     入りたくもないけど、あたし達には、時間がない・・・!
     こうしてる間にも、囚われた奴らは、どんどん衰弱している。
     選ぶしかないね・・・。

ハガネの脳裏をリアフィーユの姿が過ぎる。

ハガネ:(あいつと約束したからな・・・連れ戻すって。)

静かに唇を噛み締めるハガネ。

光:ここは、二手に分かれよう! ハガネ!

ハガネ:!?

今まで黙っていた光が口を開く。

光:あなたには、どうしても救わなければならない人がいるんだろう?
  そして、残された時間も少ない・・・。 道が分かれている以上、
  手分けして探す方が効率がいい!

ルキア:うむ・・・。 私も光の意見に賛成だ。 確かに、罠の可能性も
     無きにしも非ずだが、幸い、救出した人間の数もそれなりにいる。
     二手に分かれたとしても、対処出来ない事はないだろう。

他のメンバーも同様に頷いている。

ハガネ:あんた達・・・。

飛竜子:・・・よし。 ならば、どちらへ進むか、編成を考える必要があるな。
     探索能力のある俺とハガネは、分かれるしかあるまい。

ハガネ:仕方ないね・・・。 ところで、小夜、あんたは・・・?

皆の視線が一斉に小夜に注がれる。

それもそのはず、現時点で、結界を張り、傷を癒す事の出来る者は、
小夜を置いて他にいなかった。

小夜が静かに口を開く。

小夜:・・・私は、ここに残ります。

ハガネ:!?

思いがけない小夜の言葉に、ハガネを始め、一同が驚きの表情を隠せない。

ハガネ:どういうことだい・・・!? ここに残るって、残していける訳
     ないじゃないか!! ただでさえ、吸収される恐れがあるって
     いうのに・・・!

飛竜子:・・・待て、ハガネ。 小夜の話を聞こう。

喰いかかるハガネを制し、飛龍子がつぶやく。

小夜:・・・皆さんを支援する為です。 どちらかの穴に私が入って
    しまったら、もう片方の皆さんへの支援が出来なくなる恐れが
    あります。 幸い、ここなら、両方の空間に繋がる穴も開いています。
    私はここで結界を張り、皆さんに何かあった時の為に備えます。

アリーナ:つまり、復活ポイントってわけね!

メタな発言をするアリーナに一瞬戸惑いつつも、小夜は言葉を続ける。

小夜:え、ええ・・・。 ともかく、皆さんが発見した方々は、私がここから
    念の力を送って、回復致します。

ハガネ:・・・遠く離れても、そんな事が可能なのか?

小夜:ええ、こう見えても修行は積んできましたから。
    ・・・初代はもっとすごかったらしいですが。

静かに話す小夜をまじまじと見るハガネ。
一体、この華奢な姿の少女のどこに、そんな力があるのか?

ともあれ、小夜が結界を張る間、ハガネ達は編成を考える事にした。
(編成は、追記を参照。)



小夜:・・・それでは、結界を張ります。 五芒の星よ!!

小夜の掛け声と共に、巨大な結界が周辺に広がる。

小夜:これで、しばらくはここに邪なるものは近づけません。
    ・・・結界を張った事で、穴の中の気配が少しだけ感じられました。

ハガネ:?

小夜:一つは、蒼き魂の鼓動・・・。 そして、もう一つは、紅き魂の鼓動です。

ハガネ:それって、まさか!?

静かにうなずく小夜。
ハガネの心に、小さな希望の光が灯る。

小夜:わずかですが、その気配が、皆さんを導いてくれるでしょう・・・。
    お二人にこれをお渡ししておきます。

小夜が、小さな石とお札を二人に渡す。

ハガネ:これは?

小夜:それは、導きの石と身代わりの護符です。 導きの石は、捕らわれた
    人達を探す道標に、そして、身代わりの護符は、一度だけ、皆さんの
    窮地を救ってくれるはずです。

ハガネ:・・・ありがとう、恩に着るよ!

飛竜子:・・・願わくば、身代わりの護符は使わずに済ませたいものだがな。

ハガネ:あんたねぇ・・・。

毒を吐く飛竜子に、ジト目を向けるハガネ。

小夜:それと・・・、連絡係として、私の式神をお二人にお付けします。
    なにかあったら、その子達を通じて、ご連絡下さい。

護符を手に小夜が印を切ると、ハガネ達の目の前に、小さな式神が
現れた。

mugen00760.png

『げしょげしょ~。』
『シャンホーイ。』

ハガネ:・・・また、えらくかわいいのが出たね。
     ん? これは、シャンホイ・・・さん?

小夜:あら、シャンホイさんをご存知ですか・・・? 実は、この子は
    あの大会に出場していたシャンホイさんの妹なんですよ♪

シャキーン!

気合と共に、ポーズを決めるシャンホイさん弐式。
あわてて、隣のイカっぽい式神もポーズを決めようとして転ぶ。

小夜:それでは、決してご無理なさらずに。
    皆さんの行く先に、幸あらん事を・・・!

ハガネ:死ぬんじゃないよ! 飛竜子!

飛竜子:・・・お前こそな。

小夜の言葉を背に受けながら、一行は、それぞれの穴に
飛び込むのだった。

to be continued・・・

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| mugen(大会・etc) | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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