ぷっぷく工房

mugenとゲームとイラストをまったりと綴るブログです。

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つづら杯決勝戦~迷宮編その7~

こんにちは、管理人のつづらです。

シングル戦と違って、タッグ戦は、様々な要因が重なり合い、
あっという間に戦局が変化する事もあります・・・。(汗)

今回は、そんなタッグ戦の怖さがよく分かる戦い・・・。
(よもや、ここまでとは・・・。汗)

ではでは、迷宮編、ハガネパートの開始です!



【転送先の結界1】

ブゥゥ~~~ン・・・。

空間に生じた歪みを抜けると、ハガネ達は、再び瘴気溢れる
禍々しい場所へと誘われた。

一瞬のめまいの後、ハガネ達がその場所を認識するまで、
そう時間は掛からなかった。

ハガネ:・・・着いたようだね。 一見同じみたいに見えるけど、
     瘴気の量が半端ない・・・。 みんな、気を付けな!

じっとしているだけで、身体の精気が吸い取られていくような感覚。
その圧力は今までの比ではなかった・・・。

弐式:・・・気を付けて下さい。 尋常ならざる気配をその場から感じます。

式神を通じて、小夜が注意を促す。

ハガネ:ああ・・・、どうやら、早速、おいでなすった様だね。

身構えるハガネの前に、らんまとリンが一歩進み出る。

ハガネ:・・・お前達?

らんま:へっへ~! お前にばっかり、いい恰好させないぜ!
     ここは、俺達にまかせておきな!!

人差し指で鼻をこすり、ポキポキと指を鳴らすらんま。

リン:・・・今は少しでも体を休めて。 ここは、私達が!

ハガネ:・・・分かった。 無理するんじゃないよ。

次第に、瘴気が凝縮し、肉塊が人の形を取り始めた。

???:・・・私と・・・一つにならない・・・?

???:メインシステム起動・・・殲滅ニ入リマス・・・。

そこに現れたのは、綾波と・・・ヴィオラの影だった。

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らんま:へっへ~、楽勝だぜ!! なっ・・・!?

今までの快進撃もあり、タカをくくっていたらんまだったが、
戦闘が始まると、その顔は引きつり始めた。

けん制のナイフとともに瞬時に懐に飛び込んでくる影ヴィオラ。
予選では見た事のない、俊敏な動きに反応が遅れる。

何とか、体制を整えつつ、反撃に転じようとするも、影綾波の執拗な
連続攻撃が二人を襲う。

らんま:こ、こいつ!!

頭に血の昇ったらんまが影綾波を攻撃しようとした瞬間、二人の背後から、
影ヴィオラの強力なパイルバンカーが襲いかかった。

ズドォォォ~~~ンン!!!

リン:きゃあああああ~~~!!!!

とっさにかわすらんまだったが、直撃を喰らい吹き飛ばされるリン。
さらに、追撃を加える影綾波。

らんま:て、てめえ~!!

必死に、カウンターの飛竜昇天破を放つも、技の隙を影ヴィオラの巨大な
鈍器が襲う。

らんま:こ、こんなはずは・・・!!

なんとか、影綾波を捉えようと頭上から強襲するらんまだったが、影綾波は
その攻撃をヒラりとかわし、間髪入れず、その背後から、影ヴィオラの
強力なバンカー攻撃が襲い掛かる。

らんま:ぐ・・・はぁ・・・!!

ハガネ:らんま!! リン・・・!!

気を失う、らんまとリン。

なおも追撃を加えんとする影綾波達の前に、二人をかばうかのように、
アリーナとショーグンが立ちふさがる。

ハガネ:アリーナ・・・!? 気を付けな、今までの相手とは違うよ!

アリーナ:ええ、わかってるわ。 今度は私達が相手よ!!

相手をじっと見据えつつ、戦闘態勢に入るアリーナ達。

一瞬の静寂の後、両者の間合いが一気に詰まった。

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アリーナ:ショーグン・・・!

ショーグン:・・・一切承知。

先程のらんま達との戦闘を見ていた事もあり、二人の狙いは
一致していた。

影ヴィオラ:・・・エネルギー充填・・・10・・・20。

アリーナ:・・・思った通り、こいつが魔力を集めているみたいだね。
      いくよ!!

ショーグン:心得た!

二人の予想通り、影ヴィオラは、ゲージパワーを自動的に充填する
能力を持っていた。

先程の影綾波の連続超必殺技も、その能力ゆえに為せる技だった。

アリーナ:・・・長期戦になれば不利。 一気にいくよ!!
      たああああ!!!

気合と共に、影ヴィオラへと躍りかかるアリーナとショーグン。

影綾波:・・・させない。

二人が影ヴィオラに集中する中、視界から外れた影綾波が背後より強襲する。

アリーナ:くっ・・・!!

ショーグン:そうはさせぬ!!

とっさに、アリーナの盾となり、そのナイフを全身で防ぐショーグン。

アリーナ:ショーグン!?

ショーグン:・・・気にするな。 攻撃に集中しろ。

アリーナ:・・・分かったわ! そっちが挟み撃ちを狙うなら、こうよ!!
      てりゃあああああ!!

気合一閃、アリーナのめくり気味の回し蹴りが影ヴィオラを捉え、
影綾波と共に、壁際まで吹き飛ばす。

アリーナ:まだまだぁ~~!!

着地する足で、さらに地を蹴り、追撃を仕掛けるアリーナ。
徐々に体力を削られる影。

ショーグン:・・・見えた。

ショーグンの刀が怪しく煌めき、禍々しい殺気を放つ。

ショーグン:・・・勝機ここにあり。 はあああああ!!!

シャキィィィーーーーーン!!!

空間を裂く、必殺の一撃。
ショーグンの特殊能力『介錯』が発動したのだ。

影ヴィオラ:・・・動作不能・・・機能・・・停止。

さらに、返す刀で、もう一閃を繰り出す。

ショーグン:秘剣『燕返し』・・・。

血しぶきを上げながら、倒れゆく影綾波。

結界深淵での最初の死闘は、二人の負傷者を出しながらも、
ハガネ達の勝利に終わったのだった。

to be continued・・・

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つづら杯決勝戦~迷宮編その6~

こんにちは、管理人のつづらです。

舞台は、再びナコルル達の戦闘へ・・・。

激しい戦闘が続く中、暴走したアネルの攻撃からナコルルを庇いつつ、
オーガストとゾディアックコピーの攻撃をしのぐゾディアック。

悪化する戦況の中、降り立つ者とは!?

築きし絆は伊達じゃない!!
つづら杯、始まりです!!



【本戦会場】

・・・依然、激しい戦闘が続く、本戦会場。

一時は、ゾディアックの闘気に圧され気味だったオーガストと
ゾディアックコピーだったが、招かれざる者を排除すべく、
再び、その兇刃を振りかざし始めていた。

オーガスト:あはは! ・・・さっきまでの威勢はどうしたの?
       さっきから防戦一方じゃない!

両の手から、炎と氷を生み出しつつ、息をもつかせぬ、連撃を繰り出す
オーガスト。
続く、ゾディアックコピーも、爆炎を発生させ、ゾディアックの接近を許さない。

ゾディアック:・・・くっ。

ゾディアックが、その気になれば、攻撃に転じる事も容易かっただろう。

しかし、攻撃に集中すれば、ナコルルがアネルの攻撃に晒される事となる。
守護者との戦闘で、片腕を負傷したゾディアックにとって、この拮抗状態を
生み出すのが、精一杯だった・・・。

ゾディアック:(やはり、今の状態ではこれが限界か。 せめて、あと一手あれば・・・。)

アネル:ぐああああ・・・あああ~~!!!!

苦悶の咆哮を上げながら、再び激しい炎を吹き出すアネル。

ナコルル:きゃあああ!!

ゾディアック:ナコルル! むっ・・・!

オーガスト:・・・隙を見せたね♪

凍りつく時間の中、ゾディアックの見せた一瞬の隙をオーガストは
見逃さなかった。

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・・・とっさに攻撃に応じるも、一度傾いた天秤は、やすやすと正せるものでは
無かった。

オーガストに標的を絞るも、攻撃の隙をゾディアックコピーに差し込まれる
ゾディアック。

返す拳で、ゾディアックコピーへの反撃を試みるも、今度は逆にオーガストの
時間停止能力によって、タイミングを外されてしまう。

オーガスト:あははは!! これが神の力? 無敵の現人神も、
       焼きが回ったかしら!?

歪んだ笑みを浮かべつつ、なおも攻撃を続けるオーガスト。

降り注ぐ豪炎と目まぐるしい連撃。
常人ならば、一瞬にしてKOされてしまうはずの猛攻をゾディアックは
なんとかしのぎ続ける。

ゾディアック:・・・・・・・・・・・・・・・。

戦いの中でも、ゾディアックはナコルルへの配慮を怠ってはいなかった。
たとえ、自分が傷つく事になっても、ナコルルへのダメージの緩和を
第一に考え、そして動いた。

オーガスト:・・・こんなものなの、神の力って? 人としての情を捨てきれない
       あなたに神を名乗る資格はないわ!!

侮蔑ともいえるオーガストの叫びと共に、ゾディアックコピーの重い一撃が
襲いかかる。

ゾディアックコピー:これで・・・終わりだ!!

オーガストの氷塊によって、動きを封じられたゾディアックを渾身の力で
吹き飛ばすゾディアックコピー。

爆炎と共に吹き飛ぶゾディアックに、更なる追い打ちをかけるゾディアックコピー。

ゾディアック:くっ・・・!

とっさに致命傷は避けたが、そのダメージは甚大なものだった。

ブスブスと全身から煙を上げつつ、片膝を付くゾディアック。

オーガスト:あはは、もうお終い!? 結局、運命なんて、そう簡単に
       覆らない物なのよ。 ・・・そう、奇跡でも起こらない限りね。

独り言のようにつぶやくオーガスト。
傍らでは、今にも止めを刺そうとゾディアックコピーがその拳を向ける。

ゾディアック:ふっ・・・、運命・・・奇跡・・・か。
        よもや、そのような言葉を再び耳にする事になるとは・・・。

不敵な笑みを浮かべるゾディアック。

オーガスト:な、なにがおかしいの!?

飛びずさり、警戒するオーガストとゾディアックコピー。

ゾディアック:・・・かつて、余も、同じような言葉を【或る者】に発した事がある。

オーガスト:!?



・・・ゾディアックの脳裏に浮かぶ当時の記憶。

相対する3人の少女と自分の姿。

ゾディアック:・・・観念するのだな。 お前達が、ここで死ぬは運命・・・。
        奇跡でも起こらぬ限り、覆る事などない・・・!

アネル:・・・私達はあきらめない。

リアフィーユ:・・・あなたの暴走、止めてみせる!!

ハガネ:運命なんてもの、くそくらえだよ! そんなもの、いくらでも変えてみせるさ!

アネル:・・・私達の運命は。

リアフィーユ&ハガネ:私達が決めてみせる!!



ゾディアック:・・・運命とは、決まったものではない。
        運命とは、己が力で切り開いていくものだ・・・。

オーガスト;なに・・・?

ゾディアック:そして・・・、奇跡とは、己が行動で引き寄せるものだ・・・!!

ゾディアックの内部から、これまでにない闘気が発せられる。

オーガスト:くっ・・・、まだこんな力が!?
       な、なにをしてるの、はやく、あいつを仕留めるのよ!
       【契約】は、まだ続いているはずよ!

貫手の構えで突進するゾディアックコピー。
狙いは、ゾディアックの心の臓!!

カッ・・・!!

その刹那、まばゆい稲光が眼前に落ちた。

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???:・・・天知る、地知る、人ぞ知る。
     悪を倒せと我を呼ぶ・・・。

オーガスト:な・・・、お前は!?

???:・・・うふふ。 問われて名乗るもおこがましいですが、ならば・・・、
     答えて差し上げましょう!! 遠からん者は音にも聞け、近くば寄って
     目にも見よ、 我こそは、白面金剛が九尾、全国1億総選挙、嫁にしたい
     英霊ナンバー1の、ヒロイン中のヒロイン、兼、押しも押されぬ、FATE
     史上最大最強の逸材、赤とか白とか、黒とか、青とか、ライオンとか、
     恨み手帳とか関係ないんです! あ、あと、最近MUGEN入りした清姫さん、
     あなたにも負けませんから!! ピチピチプリティーな美少女戦士、
     キャス狐推参!! 闇の力のしもべ達よ、とっととお家に帰りなさい!!

ちゅど~ん!!

色とりどりの爆炎をともなって、決めポーズをとるキャス狐。
その圧倒的演出と他を追随させぬ暴走に、場の空気が一時凍りつく。

ゾディアック:・・・ぬ。 そなたは?

キャス狐:(・・・くぅ~、我ながら、完璧なタイミングでの登場ですね♪
      友を思い、その窮地に駆けつける、最高の役所!!
      管理人さん、グッジョブです!! いい、フラグでしたよ!!)
      ・・・事情は、おおまか把握しています。 あなたは、ゾディアックさんですね?
      わが旧友、ナコルルがその節はお世話になりました・・・。
      なぁ~に、私が来たからにはもう、大丈夫ですよ~♪
      大船に乗った気持ちで、お任せ下さい!

素晴らしい自分の登場演出に、一人拳を握りしめながら、涙するキャス狐。

ゾディアック:・・・助太刀、感謝する。

オーガスト:ちぃいいい~! 調子に乗るんじゃないよ、駄狐がぁぁ~!!!

キャス狐:あらら~、あまり怒ってばかりいると、眉間のしわが残ってしまいますよぉ~♪
      ともかく、あなたには、【天誅】行わせて頂きますね。 お覚悟を!!

向かい合う、キャス狐とオーガスト。
そして、ゾディアックとゾディアックコピー。

窮地に訪れた一抹の希望。
混沌渦巻く戦場の先は、いまだ知る由はなかった・・・。

to be continued・・・
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つづら杯PV完成~♪

こんにちは、管理人のつづらです。

さてさて、皆さん。
つづら杯のPVは見て頂けたでしょうか・・・?

・・・以前より、少しずつ、動画作成の練習も兼ねて作っていたものですが、
この度、無事に完成させる事が出来ました♪



司会のナコルル、アネルを始めとしたレギュラー陣。
そして、大会トーナメント出場者の選手紹介的なPVになっています。

他にも、いろいろと伏線やらテーマ的なものを踏まえた構成にしてあるので、
つづら杯を見続けてくれた人も、これからの人も、ぜひぜひ一度は
視聴してみて下さいね~♪

4月1日投稿という事で、なんちゃって企画の様になってしまいましたが、
動画で展開していたら、こんな風にOPが入りますよ~♪
・・・というような意味合いも込められています。(笑)

・・・まだまだ、ストーリーの方は、核心解明の途中といった所ですが、
全体のストーリーおよび、結末は、すでに頭の中で出来上がっているので、
今後も楽しみにして頂けたら、幸いです・・・。><
(アネル、はやく帰ってきなさい~!)

とにもかくにも、全面ナコルル押しの素敵なPVに仕上がったので、
よかったら、見ていって下さいね♪

ナコルル、かわいいよナコルル♪

・・・なお、動画内の素敵なAKOF3人娘のイラストは、A-KUEさんから、
お借りしています。(ご許可、ありがとうございました♪)

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つづら杯決勝戦~迷宮編その5~

こんにちは、管理人のつづらです。

迷宮編もいよいよ後半に突入、残された謎が少しずつ
明らかになっていきます。

大会出場者が捕らわれた理由。
いまだ行方知れずのリアフィーユ。
結界を張った黒幕・・・。

分かたれた道の先に待つものとは・・・?

全ての謎が明らかになった時、君が目にするものとは・・・。
ではでは、スタートです!



【結界内部・大空洞】

グゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・!

飛竜子達が、4人を救出すると同時に、結界内が激しい振動を起こし、
二つの巨大な穴が出現した。

空間にいきなり出現したそれは、ゆっくりと渦のように回転し、
見ていると、吸い込まれそうな感覚に陥った。

・・・ここは、結界内の大空洞。

戦闘終了後、4人を介抱した後で、出現した2つの巨大な穴を見上げつつ、
一同は、その中央付近に集まっていた。

ハガネ:・・・な、なんなんだい、この穴は?

堪り兼ねたハガネが、口を開く。

飛竜子:・・・俺にも分からぬ。 だが、他に進む道がない以上、
     このどちらかに入らねばならぬだろうな。

小夜:・・・これはどうやら、異空間へと通ずる歪のようです。
    おそらくですが、侵入した瞬間、別の場所へと転移する
    はずです。

ハガネ:・・・行き先が分からない以上、こんな怪しい穴には
     入りたくもないけど、あたし達には、時間がない・・・!
     こうしてる間にも、囚われた奴らは、どんどん衰弱している。
     選ぶしかないね・・・。

ハガネの脳裏をリアフィーユの姿が過ぎる。

ハガネ:(あいつと約束したからな・・・連れ戻すって。)

静かに唇を噛み締めるハガネ。

光:ここは、二手に分かれよう! ハガネ!

ハガネ:!?

今まで黙っていた光が口を開く。

光:あなたには、どうしても救わなければならない人がいるんだろう?
  そして、残された時間も少ない・・・。 道が分かれている以上、
  手分けして探す方が効率がいい!

ルキア:うむ・・・。 私も光の意見に賛成だ。 確かに、罠の可能性も
     無きにしも非ずだが、幸い、救出した人間の数もそれなりにいる。
     二手に分かれたとしても、対処出来ない事はないだろう。

他のメンバーも同様に頷いている。

ハガネ:あんた達・・・。

飛竜子:・・・よし。 ならば、どちらへ進むか、編成を考える必要があるな。
     探索能力のある俺とハガネは、分かれるしかあるまい。

ハガネ:仕方ないね・・・。 ところで、小夜、あんたは・・・?

皆の視線が一斉に小夜に注がれる。

それもそのはず、現時点で、結界を張り、傷を癒す事の出来る者は、
小夜を置いて他にいなかった。

小夜が静かに口を開く。

小夜:・・・私は、ここに残ります。

ハガネ:!?

思いがけない小夜の言葉に、ハガネを始め、一同が驚きの表情を隠せない。

ハガネ:どういうことだい・・・!? ここに残るって、残していける訳
     ないじゃないか!! ただでさえ、吸収される恐れがあるって
     いうのに・・・!

飛竜子:・・・待て、ハガネ。 小夜の話を聞こう。

喰いかかるハガネを制し、飛龍子がつぶやく。

小夜:・・・皆さんを支援する為です。 どちらかの穴に私が入って
    しまったら、もう片方の皆さんへの支援が出来なくなる恐れが
    あります。 幸い、ここなら、両方の空間に繋がる穴も開いています。
    私はここで結界を張り、皆さんに何かあった時の為に備えます。

アリーナ:つまり、復活ポイントってわけね!

メタな発言をするアリーナに一瞬戸惑いつつも、小夜は言葉を続ける。

小夜:え、ええ・・・。 ともかく、皆さんが発見した方々は、私がここから
    念の力を送って、回復致します。

ハガネ:・・・遠く離れても、そんな事が可能なのか?

小夜:ええ、こう見えても修行は積んできましたから。
    ・・・初代はもっとすごかったらしいですが。

静かに話す小夜をまじまじと見るハガネ。
一体、この華奢な姿の少女のどこに、そんな力があるのか?

ともあれ、小夜が結界を張る間、ハガネ達は編成を考える事にした。
(編成は、追記を参照。)



小夜:・・・それでは、結界を張ります。 五芒の星よ!!

小夜の掛け声と共に、巨大な結界が周辺に広がる。

小夜:これで、しばらくはここに邪なるものは近づけません。
    ・・・結界を張った事で、穴の中の気配が少しだけ感じられました。

ハガネ:?

小夜:一つは、蒼き魂の鼓動・・・。 そして、もう一つは、紅き魂の鼓動です。

ハガネ:それって、まさか!?

静かにうなずく小夜。
ハガネの心に、小さな希望の光が灯る。

小夜:わずかですが、その気配が、皆さんを導いてくれるでしょう・・・。
    お二人にこれをお渡ししておきます。

小夜が、小さな石とお札を二人に渡す。

ハガネ:これは?

小夜:それは、導きの石と身代わりの護符です。 導きの石は、捕らわれた
    人達を探す道標に、そして、身代わりの護符は、一度だけ、皆さんの
    窮地を救ってくれるはずです。

ハガネ:・・・ありがとう、恩に着るよ!

飛竜子:・・・願わくば、身代わりの護符は使わずに済ませたいものだがな。

ハガネ:あんたねぇ・・・。

毒を吐く飛竜子に、ジト目を向けるハガネ。

小夜:それと・・・、連絡係として、私の式神をお二人にお付けします。
    なにかあったら、その子達を通じて、ご連絡下さい。

護符を手に小夜が印を切ると、ハガネ達の目の前に、小さな式神が
現れた。

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『げしょげしょ~。』
『シャンホーイ。』

ハガネ:・・・また、えらくかわいいのが出たね。
     ん? これは、シャンホイ・・・さん?

小夜:あら、シャンホイさんをご存知ですか・・・? 実は、この子は
    あの大会に出場していたシャンホイさんの妹なんですよ♪

シャキーン!

気合と共に、ポーズを決めるシャンホイさん弐式。
あわてて、隣のイカっぽい式神もポーズを決めようとして転ぶ。

小夜:それでは、決してご無理なさらずに。
    皆さんの行く先に、幸あらん事を・・・!

ハガネ:死ぬんじゃないよ! 飛竜子!

飛竜子:・・・お前こそな。

小夜の言葉を背に受けながら、一行は、それぞれの穴に
飛び込むのだった。

to be continued・・・

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つづら杯決勝戦~迷宮編補足~

こんにちは、管理人のつづらです。

前回、結界内の戦闘ルールについて簡単に説明しましたが、
今回はそれに伴う、キャラごとの特殊能力について
ご説明したいと思います。

この結界での戦闘では、キャラの疲労度が重要なカギを握っています。

疲労度が3になると、キャラは回復の為、戦闘に参加出来ず、
残ったメンバーでタッグチームを結成する事になります。

戦闘でKOされたキャラは、問答無用で疲労度が3になり、
さらに、通常の疲労とは違い、疲労度が0になるまで、
戦闘に復帰する事が出来なくなります・・・。
(通常、戦闘しないと、疲労度は1ずつ回復。)

そのため、どのキャラをどのタイミングで出すかというのが、
大変重要になってくるのですが、ここでキャラを選出するのは、
抽選王さん・・・。

・・・そんな訳で、運が悪いとキャラの選出が偏り、あっという間に
戦闘不能のキャラが出てくる事になります。(汗)

そこで、そんな事態を少しでも緩和するため、キャラごとにちょっとした
【特殊能力】を設定してみました♪

あくまで、戦闘を演出するお遊び的な要素ですが、キャラになるべく
合ったような能力を考えてみましたので、今後の参考にして下さいね♪

・・・それでは、現在仲間になっているキャラの特殊能力を紹介したいと思います。

ハガネ

飛竜子

小夜

獅堂光

アリーナ

早乙女らんま

リン・ベーカー

リナリー・リー

ルキア

グラドリエル

ショーグン

水原奈優

桜ヶ咲ふぶき

それぞれのキャラの特殊能力は、【仲間になった時点】から
発動する事になります。

回復関係のスキルは、抽選王により対象を決定、戦闘関係のスキルは、
基本、【戦闘に参加した時点】でリセットされるようになっています。
(能力アップは、基本10%とする。)

一部のキャラの能力がちょっと強力だったりしますが、演出的なものだと
考えて頂ければ幸いです・・・。

・・・なお、条件ではなく、任意で発動する特殊能力については、
抽選王で、発動の有無をその都度、判定したいと思っています。

各キャラの現在の疲労度、能力値の変更は、追記に記しておきますので、
今後の参考にして下さい。

ではでは~。ノシ

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